貧乏神に憑りつかれたとしか思えんわ
また?「頼みます」ふぅ・・・今月、三度目よ?返す能力、今の貴女にある訳?
「全て底を尽き、金融機関や親すら見放し。私、今、後へ退けぬ訳。親友でしょう?後生よ」
分った。昔、貴女のお母様が大分、自分をお世話して下さった事思い、今回は貸すわ。「本当?有難う!」
やっぱり、十分になるまで返さず大丈夫。
「え?」どれ位あるん?借金。「さあ、もう数える事すら・・・」増々利子つき、いずれ破産!って日、来んでしょうね?
「大丈夫。こー見えて、運勢は良い方」冗談。現状、見た限りじゃ、一人暮らしの生活費すらなく、貧乏神に憑りつかれたとしか思えんわ。
「じゃぁさ、お祓いすべき?」へ?「知人に有名な霊能力者、知ってます。頼み込めば、必ずいける筈!」
手持ちが無く、マイナスだらけ。違う?「え?そーだけど?」じゃあ尚更、余計なところへ使っちゃ駄目!
「何故?運気を強め、邪気払う。立派な買い物・・・人生に必要不可欠!」